vol. 5

PC.サイクルクラブ松本・中野選手の岩岳100kmレースレポート
〜SUNN TOTALL〜

こんにちは、「PC.サイクルクラブ松本」の中野です。

「岩岳リポート」です。
以下、ご報告いたします。

「 岩岳 100K MTB アドベンチャー 」レース リポート  
   
日 時 :2000年5月日(木)午前0時スタート
場 所 :長野県白馬村

 結 果  6時間58分43秒  総合2位
1周目ラップ1時間40分28秒
2周目ラップ1時間43分39秒
3周目ラップ1時間47分00秒
4周目ラップ1時間47分35秒


SUNN TOTALL

   今回は、アドベンチャーレースを一緒にしている「PC.サイクルクラブ松本」の仲間、前田・河村の両氏との参加。2人とも40に手が届こうかという年齢だが(失礼)、いまだそのパワーは衰えず第一線で活躍している。ちなみに前田氏は、過去に「宮古島トライアスロン」で優勝しており、河村氏は、「皆生トライアスロン」で優勝している。2人ともとんでもない怪物である。しかし、何とかこのレースでは2人をギャフンと言わせたいものである。   

 180名ほどが参加したこのレースだが、スタート時刻の深夜0時ごろになると結構な寒さである。特にボクは、以前ヒマラヤ登山で手足が凍傷になっており、末端に血液がゆきにくいというハンディを抱えている。事実、レース直前にマッサージをしてくれた松本さんも「むちゃくちゃ冷たい手足やなー!」と驚いていた。(ハートは、燃えているんですが・・・?)しかし、「ウルトラバルム」(腰痛対策)と「レッドバルム」(寒さ対策)で手足や腰をマッサージしてもらったおかげで、スタート後しばらくすると体も芯から燃えてくる。

  レースは、かなり後ろからのスタートで、しばらくは大渋滞がつづく。前には、140人ほどの選手がいるが、「長丁場・長丁場」と自分に言い聞かせる。シングルトラックから車も通れる広い林道に出て追い上げ開始。スキー場の頂上を目指し上りながらふと下を見ると、何十ものMTBのヘッドライトが見える。そして、頂上に向かっても何十もの灯かりが見える。 何かすごく幻想的で感動ものではあったが、まだまだ前がいる ので、どうなることやらという感じであった。また、頂上近くには雪を掘って作った小さなローソクの明かりが幾つもあり、ほのぼのとした気持ちにさせてくれる。主催者側のにくい心遣いである。

  さらに林道を上りながら今日の自分をチェックしていく。多少苦しいのは当然だが、ストレスなくペダルを踏めている。調子のイイ時は、大きく呼吸をハーハーとしながら、体もしっかり付いて来る感じである。誰一人抜かされることなく抜かし続け、頂上に到着。立ち止まることもなく、その先の雪道も押し走りで駆け抜ける。あとは暗闇の中、ダウンヒルを楽しみ、通常のクロカンコースを廻り1周目終了。ホッと一息、ふと見るとチームメイト前田さんがいる。早くもリタイヤとのこと。1周目、ボクより早く4位で戻っているだけにもったいないが、体を強打しているだけに仕方ない。よーし前田さんの分もやるぞーと気合が入る。

  2周目も順調に進む。ぽつりぽつりと暗闇の中から現れる選手たちを抜かして行く。途中、京都のカガワさんという人と話をしながら一緒に上る。真っ暗な林道を一人黙々と走るよりも、誰かと共に話したりしながら上るほうがずっとイイのである。話もはずむが、レースである。しばらくしてまた一人先行する。2周目の頂上広場に到着。数名の選手が小休止しているが、ボクは止まらずそのまま通過する。 ヘルメットにつけたのと自転車につけたライトの光を頼りにまた下りヘと入る。既に2回ほど転倒しているので慎重に慎重に・・・。

  3周目に入るところでまた3アクション「エナジーエクスプローション」を半分ほど飲む。今回、25キロ走るごとに半分飲んでいたがこれがよく効いた。50キロ前後でやや足は重くつりそうに一時なったが、それも解消、またマイペースに戻ることができた。また、あわせて3アクションの「スポーツドリンク」+「エナジードリンク」も随時飲んでいたが、補給はほとんどこれだけ(あとはバナナ2本のみ)で空腹感もなく走リ切れたのである。

   レースの方は、3周目になると周回遅れの人も現れ、また少しにぎやかになる。さらに順調に走り 4周目(最終周)に入るところで、やっと自分の正確な順位がわかる。なんと 「2位」である。自分でも信じられないくらい上がっていたが、確かにスタート後ただ一人にも抜かされてはいない。トップは、はるか彼方に先行しているようだが、マイペース+αであと1周を踏ん張る。

  4周目途中から空がだんだん白み始める。最高に気持ちイイ。それにしてもとうとうチームメイトの河村さんとは会わなかったが、トップをひた走っているのは、河村さんかなーなどと考えていた。いよいよ終わりが近づいてきたが、何か悲しく名残惜しくもある。(調子の悪い時は、早く終われー!と思うことも多々あるが・・・。) 岩岳スキー場からの最後の下りは、だいぶ明るくなった中を走る。 最後の登りを越え、ダウンヒルコースを下り、ゲートが見えてきた。

  長いようであっという間の6時間58分。応援してくれてた、かみさんや息子・前田さんファミリーが迎えてくれる。気持ちよくゴールイン。大阪から来てくれた「松本サイクル」のヨシオさんともがっしり抱き合う。何とも言えず、最高にうれしい瞬間である。結果、2位であるが1位は、河村さんではなくポール選手とのこと。河村さんは、痛恨のコースミスがあったようで、残念。しばらくして、河村さんも無事ゴールイン。1時間以上のロスがありながら
25位とは、スゴイ。何とか河村さんや前田さん(途中4位でリタイヤ)には勝ったとはいえ、どうもまだすっきりしない。今度こそぶちのめしてやる!(失礼、ウソです前田さん・河村さん)

  最後にコースサイドで応援してくれた、見ず知らずの人や、レース中に快くコースを譲ってくれた選手たちにも心から「ありがとう」と伝えたい。たくさんの人からパワーをもらい、おかげで最高にいいレースとなりました。「本当にみなさん、ありがとうございました!!」