|
イタリア伝統の洗練された製造技術と最新の技術を兼ね備えた専門技術者集団であり、その成果は数々の実戦の場で示されている。同時にその実戦の場が、ポディウム社にとってかけがえのない実験の場となっている。
これまで、カレラ・フレームは数々の大レースで重要な勝利をおさめてきた。1992年のツール・ド・フランス、セスティエーレのステージにおけるキャプーチの勝利、1994年ジロ・デ・イタリア、メラーノとアプリカのステージにおけるパンターニの記憶に残る戦い、そして数々のクラシック・レース、1998年のリエージュ・バストーニュ・リエージュにおけるバルトリの勝利とワールドカップ総合優勝、等々。
カレラフレームは、ユーザーの細かい要望にこたえるために伝統的な職人の手が細部にまで及んでいる。切断、溶接は専門の技術者によってなされ、UNIスタンダード(ある一定の技術水準を達成した工場にのみ与えられる資格)を獲得している。フレームのアライメントを繰り返しチェックし、細心の配慮とともに自社内で熱処理を行なう。
これらすべての要素が最高級の品質を生み出してきた。1990年代当初からイタリアメーカーとしては初めてアルミ素材を使用し、最近ではアルミの前三角とチェーンステイとシートステイのカーボン化をイタリアメーカーとしては初めて採用、ポディウム社の技術革新への飽くことなき挑戦を証明している。しかも品質を保持するために年間4000本以上は作らないこだわりも併せ持つ。
9年間の継続により、日本マーケットへの理解も深く、日本のためにアレンジしたスローピングジオメトリーやオーダーメイドにも対応し、製作前のジオメトリーチェックから完成まで短期間で行えるのも、イタリアの工房では珍しい。
余談ではあるが、よくポディウム社はカレラジーンズの子会社と書かれることがある。現実には、カレラジーンズはポディウムの持つプロチームの一時代のスポンサーであって、資本参画はしていない。
ポディウム社の生み出す「CARRERA」フレームは、彼らの持つ技術を駆使してレースにおいて最高の性能を発揮すべく作られており、今後もこの基本コンセプトが変わる事は無い。
* :2001年よりアルミ溶接とスチール溶接に関し、UNIのスタンダードを取得。これらは溶接の状態だけでなく、溶接技術者のレベルをも証明する資格である。
アルミ:UNI EN 288-4
アルミ溶接技術者:UNI EN 287-2
スチール:UNI EN 288-3
スチール溶接技術者:UNI EN 287-1
カレラを製作するポディウム社は、高性能で高品質のハンドメイドフレーム作りにおいて、常に技術の最先端を追い求めているが、カラーにもエアブラシを使ってアーティスティックな味を出すことでも知名度が高い。
塗装担当者は、ペインターと言うよりアーティストと言ったほうが的確で、過去の累積を含め現在では数百のカラーからオーダーでき、他のメーカーに無い個性もかもし出している。
現実において、イタリアの工房でここまできめ細やかな対応ができるところは皆無と言っても言い過ぎではない。
さらに2001年から少しのアップチャージにてユーザーネームを入れることができ、まさにユーザーのための1本のフレーム製作が可能になった。
|